いつもの光景…かーらーのー?

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「そうは言うがそのファンタジー小説でお決まりの一種である魔方陣らしき物が今、お前の真下に現れてるぞ」 そう言われて俺は下を向いてみた。 どうせ嘘だろうと思ってたんだがなぁ… 「…確かにあるなwww」 なんか足がちょっと魔方陣の中に入ってるわぁwww 「なんだよ竜也、結構冷静じゃん」 と、軽ツッコミ役 「ちょっと羨ましいな」 中二病はなんかズレてること言ってる 「焦ってもどうにもならないだろ?wwwそれに転生物の小説とかみたいに勇者が無理矢理周りの人を捲き込むわけにもいかないしなwww」 「だな、こっちも無理矢理連れてかれるなんでまっぴら御免だぜ!」 「俺も同じ気持ちだ、さっきは羨ましいとは言ったが実際は違うってことぐらいわかるし、そもそも俺は魔王のような立ち位置でいたいんだ」
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