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花火が終わり、人の波が空き迎えの車が来るまで中村君と真ちゃんの3人で過ごした。 二人が話してる間空を見上げた。満天の星。先程のまでの硝煙がくっきりと晴れている。『キレイ…。』 「相当な空好きだな。」 「首、痛くないの?さっきまで、花火観てたのに。」 「多分、一日中空見てるね。賭ける?」 『好き放題、言ってくれちゃって。』もう慣れたけど。 帰りの車中で、お兄さんがお決まりの勘違いをし二人で否定し、再び「コウはいいこだよ。」を聞かされ、曖昧な返事をする。 「幼なじみは面倒だ。」小声で呟いた。
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