スターシップパニッシャーズ

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再び地上。 迫り来るバグズになすすべも無い。 もう駄目だと思った次の瞬間。目の前のバグズが大音響と共に潰れた。 《その男が武器とするのは。》 「こいつらは、俺が叩き潰す。 お前達は安全なところまで逃げろ。」 「叩き潰すって、お前、丸腰じゃないか。」 《鍛え抜かれた強靭な肉体と。》 「丸腰じゃあ無いさ。」 ダイブスーツの男は意味ありげな笑みと共にバグズ達の方へと向き直る。 そして、細い棒のような何かを取り出した。 「俺にはこれがある。」 《一本の”フライパニッシャー(蝿叩き)”》
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