Nice to meet you.

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「グハッ!?ネグリジェ姿のリディアちゃんマジ天使!!」 「うわ、鼻血汚い」 「君のお父さんが自慢するのも無理ないね!!」 話を聞け。 お風呂で体を暖めた後、着替えてきたのはいいが、とてもお腹が空いた。 朝から何も食べていないのだから当然なのだろうけど、晩ごはんはなんだろう? 「カナト、私お腹空いた」 「あ、もうそんな時間?千尋(チトセ)が作ってくれたご飯があるからすぐに並べるよ」 「チトセ?」 「そう、僕の息子でリディアちゃんの1つ上の先輩かな」 カナト、息子がいたんだ? 若く見えるからまだ未婚者なのかと思ったけど、それなりの年をとっているのかもしれない。 ……パパと同じ年だったりして。 「田舎料理だけど口に合うかな?」 「………Delicious。このポテト料理」 「肉じゃがのことかな?いい味してるでしょ?主夫なんだよね、千尋」 「チトセはいいお嫁さんになる」 「僕もそう思う。親バカだよね」 肉じゃが美味しい。 箸が止まらないし、食べ過ぎちゃいそう。
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