Nice to meet you.

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「ただいまー……あ?」 「こんばんは。Nice to meet you。リディアです。しばらくお世話になります」 「…………あぁ、父さんが言ってた知り合いの子か。てっきり男なのかと思ってた」 日本語上手いんだ?といって頭に手を乗せポンポンと撫でてくる巨人。 もしかしなくてもこの人がチトセご本人だと思う。 「ねぇ、どうして白くて赤いの?」 「あー、病気なんだよ。色素が作りにくくて直射日光に弱いんだよね、俺。それ以外は君と変わらないはず」 「そう、Rabbitみたいね」 「ウサギ?俺が?」 「Yes、柔らかそうな毛で羨ましい」 「俺を動物みたいに言わないでよ」 ムッと不機嫌になりながらも帰りに買ってきたであろうコンビニ袋を差し出してきた。 これは、くれると受け取っていいのだろうか? 中身はどら焼きやケーキ、スナック菓子など、子供が好きそうなお菓子がたくさん入っていた。 「俺が食べるつもりで買ってきたんだけど、一緒食べる?」 「見事に高カロリーなデザートが顔を揃えてるね。私がいなかったら一人で食べるつもりだったの?」 「うん。いつもそのぐらいは食べてるよ。………いや、もうちょっと食べてるかもしれない」 「…………」
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