。。ビー玉遊び。。

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                  「みんな、主催のバンドさん目当てなのに…勿体なくないですか?」 「うーん…。 そうですね。 でも、私はアイズの演奏聴ければ満足なので。」 主催の演奏は、もう始まっている筈。 既に演奏を済ませたバンドは、会場奥でトリの演奏を聴いているだろう。 『…I市は、違うのかな?』 こうして、ツバサに呼び止められたのは初めてだった。 しかも、この場所は、レメロンのジュンに呼び止められた場所でもある。 『早く離れたい…。』 すると、ツバサはタバコを取り出し、火を点けた。 まだ、離れる気は無いのだろう。 「…じゃあ、私はこれで。 ラストも、頑張って下さいね!!」 ――― パシッ…   「!!」 その場を離れようとすると、ツバサは私の手を取った。                 
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