509人が本棚に入れています
本棚に追加
/716ページ
リョウから、出された課題。 …あの作戦。
―――…凄く時間が掛かるかもしれないし、短いかもしれない…。…
作戦が終わった今でも、私には課題が残されていた。
長い… 長い…
私を取り巻く、依存の存在。
すると、ツバサは吸っていたタバコを足元を捨て、大きく溜め息をついた。
「はぁー…。 どっちにしろ、ダメってことなんですね。」
「…ごめんなさい。」
そして、今度は、ツバサが私に厳しい一言を告げた。
「…そんなもの。 早く、決着つけて下さいよ。」
「!!!」
正論だ。
だか、その時の私は、酷くショックだった。
そして、その気持ちが顔に出てしまったのだろう。
ツバサは、私の顔を見て、少し慌て出した。
最初のコメントを投稿しよう!