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俺はなぜ大人がここに来させたくないのか、それが気になったけど…
湖を見ている俺には今考えることじゃなかった。
「あー…綺麗」
天井に映る反射もとても素敵で、なぜなのか分からない。
「……あれ?」
ちょうど向かいの反対側に白い岩のようなものが見える。
向こうまでは歩いていけそうだ。
気になって来てみたけど…
「ん?…鏡?」
俺が触ると文字が浮かび上がった。
「…"知るが良い、命の重さを。"?……なんだこれ」
"主よ、取るが良い"
どこからともなく声が聞こえ、光ったと思ったら次の瞬間、剣に変わっていた。
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