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「おーい、さっきの人ー!管理人みたいなやつかな?それよりも僕の対戦相手を教えてくれー!」
するとあせっているような声が聞こえた。
『申し訳ない。忘れてました』
やれやれ、と頭を掻く。
「そこ肝心なとこだよ。で、誰なんだ?」
『えっと、あなたはオンラインでのプレイでも友達とのプレイでもないので、相手はCPUですね』
え、これってオンラインもあるの?それはおもしろそう。
『あ、これも言い忘れです。これ、ヘタするとでれませんし、死ぬかもしれません』
……はい?
「……え?なに?」
『二度は同じこと言いません。それではがんばってねー!』
「ちょ、待って!今のって、どういうことだよ!」
僕がいくら叫んでもさっきの声は聞こえなかった。
不安と緊張、さらに絶望が僕を苦しめる中、急に何もないとこから人が2人現れた。
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