第一次川中島合戦

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竜也が目を覚ましたのは次の日の朝だった。 「やべぇ……寝過ぎたかな……」 まだ寝ぼけている時、 「多賀殿! 多賀殿! 」 先程から誰かが竜也をよんでいるようだ。 「なんだようるせえな……朝から『たが』ってなんだよ。…………たが…………? あっ多賀! 俺の苗字じゃねぇか。」 慌てて起きて戸を開ける。 そこには比較的長身な武士が立っていた。 「やっと気づかれましたか。私は銀次郎と申すもの。貴方の側近となるよう景虎様より命を受けましたので参りました」
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