第一次川中島合戦

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「武器は何をもっておるか説明せよ。」 竜也は丁寧に説明する。 「刀を持つ武士が5000人。銃という武器……中にある小さな玉を撃つことにより、相手に攻撃する武器です。なので弓矢よりもかなり遠くの敵にまで攻撃できる兵器です。それを所持している武士が2500人。銃と同じ原理の大砲は、銃より威力が強いが少し大きいのが問題です。しかし敵にかなり威嚇できるのは間違いありません。それを所持している侍は2500人です。」 「ほう。銃とやら、面白そうだ。大砲も上手く使用したら、良い効果が期待できそうだな。では、銃を持っている者は先鋒隊に続け。刀を持つ者は我ら本陣と共に。大砲を持っている者は後方にまわれ。」 竜也は景虎に言われた通りに侍を配置する。 「しっかりその場その場のリーダーの言うことを聞いて、臨機応変に動けよ。」 侍達は頷く。 こうして景虎軍は出陣していった。
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