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真奈はそんな俺と目が合うとカァァァッと顔を赤くさせる。
真奈「バッ、バッカじゃないの!? たかがぬいぐるみ１つ取れたぐらいで大袈裟なのよ!! は、恥ずかしいじゃない!!」
と、顔を背けながら言った。
だが背けた顔。その口の動きから……
『ありがとう』
そんな感じに口が動いた様に見えたのは俺の気のせいだろうか。
ともかく、約束通りぬいぐるみは取れた。
これで俺の性書が暴露されることなく明日を笑って過ごせる。
ウィ―――――ン
アームが出口の真上に到達し、掴んだサルを解放しようとしていたので、その下の出口でサルが落ちてくるのを待った。
そしてゆっくりとアームの爪が開き、サルは重力に逆らうことなく落下を開始した。
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