勇気を僕らに!

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授業も終わって 私、温子の勉強より ちょっと楽しい お弁当の時間! 平下くんって あんまりモテないけど… 一緒にお弁当 食べられるから私は 幸せなんだよね♪ 勝詞 『あっちゃん、 なんでいつも 俺にお弁当作って 持ってくるん?』 温子 『え?だって 平下くんって いっつもお弁当の中身 ゆで卵だけだもん… お腹、空いちゃう でしょ?』 勝詞 『あっちゃん… いつも海苔弁やな…』 温子 『だって… 平下くんの事 考えてたら海苔が…』 勝詞 『いや、 おかずいれろよ せめてタコさん ウインナーとか…』 温子 『食べたーい』 勝詞 『オワタ…』 そんな会話してるけど 俺、本当は嬉しくて 涙が出そう だって海苔の下には ハート型の鮭が 入ってるから… 温子 『ふぅ… お腹、いっぱい!』 勝詞 『俺も…』 屋上って 急に眠たくなる所 温かいお日様の下で 目を閉じて…このまま 夢の中でもあなたに 会えたら……なんて 平下くんの事考えて 眠たくなる時が 私の一番の幸せ。 温子『ねぇ平下くん…』 勝詞『見て…赤い彗星』 温子 『え?? なぁんだ… 平下君、寝ちゃった?』 私は平下君が 握ってる紙を見つけた 温子『歌詞…?』
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