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温子
『いつも傍に居るよ♪
白馬に乗ってない僕の♪
隣の小さなシンデレラ♪
夢の彼方を♪
二人で目指してる♪
君にいつか見せたい♪
僕の気持ち♪
目が回る様な毎日♪
でも、まるで
『』みたいだね~♪』
勝詞『やっぱりあっちゃんって歌が上手いなあ』
温子『え?そうかなぁ…歌うの好きだから♪
そう言えば、私
ピアノも好きだよ?
習ってるし…』
勝詞『え?マジで?
あっちゃんがピアノ?』
温子『うん♪
平下くんがギターしてるから…私もなんか
音楽に触れたくて…』
勝詞『僕が
ギターしてるから
音楽に…
触れたくて…?』
温子『ちょっと?
なにメモしてるの??』
勝詞『僕の勉強!』
温子『そうかもね♪』
勝詞『ここの歌詞が
なかなか決まらない…』
温子『ねぇ平下くん?』
勝詞『ん?なに?』
温子『いつもここで
見る夕日綺麗だよね!』
勝詞『うん』
温子『あのね?私…
夢の中でも勝詞くんに
会えたらって思って
眠たくなる時が
一番幸せ!』
勝詞『……え』
温子『聞いてた?
メモしてばっかり!』
勝詞『俺も…
時々…思ったりして
なんてさ、あはは』
温子『ねぇ』
勝詞『ん?』
温子『遊園地にさ
馬がくるく
る回るの
あるでしょ?』
勝詞『うん』
温子『私ね
それのオルゴール
持ってるんだ!
名前…なんだっけ?』
勝詞『めりー…』
温子『あっ!
メリーゴーランド!』
勝詞『メリーゴーランドかあ…ん?……あっ!』
温子『なになに!?』
勝詞『それや!温子!
メリーゴーランド!』
温子『え…っ//』
勝詞『ちょっと
歌ってみ!ほれ!』
ギターの音を聞きながらさっきの歌を
私は確かめる様にして
もう一度歌ってみた。
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