迷い

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迷って 彷って 気づけば“夜” 星無い夜空に月ひとつ いつもの森 けれど 見慣れない森 どこから? どこから? 迷った事の無い  森のはずなのに 歩き慣れた道  だったはずなのに 帰り道はどこ? 迷った少女に 月は なにも語らず照らすだけ 月は明るくて 道の無い森に灯を 明るく温かく柔らかに 足元の草葉さえ見える程に  
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