プロローグ

2/6
35人が本棚に入れています
本棚に追加
/419ページ
  成田まで 見送りに行った  東京駅に着き  あなたが 千鳥ヶ淵の桜を見たい     と言った。  青い空 水面には桜の花びらが敷き詰められ ボートをこぐあなたの腕を    いつまでも見ていた  このあなたの力強い腕を 見ていられるのも 後数時間   花びら舞う水面に このまま二人  沈んだら  ずっと一緒に居られるのじゃないかと    本気でそう思った.  
/419ページ

最初のコメントを投稿しよう!