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普通の高校生とは何だろうか、私を含めて周りを見渡せば正常がゲシュタルト崩壊してしまいそうだ。
日々を生きていくとこう思うのだ。
私は延々と続くであろう人生を想像しながら、こういったどうでも良いことを考えていた。
今日は丁度脳が蒸されそうなくらいに暑い、それも手伝っているのだろう。
そうだ、そろそろ本題へ移ろうか、この回想などどうでも良いのだから。
私には一人親友とも呼べるであろう人間がいる、それは悪い奴では無いにしろなかなかに堅物で昨日も喧嘩をした、名前は九条としておこうか。
何故彼の話をしたか、それは今回の事件に私が巻き込まれた原因は彼にあるから、なのである。
今回の事件について語るに当たって私はまず私の周りの人物について説明せねばならない。
私の通う高校、どこにでもある公立の高校、そこの2年3組に私は在籍している。
では人物紹介といこうか、まずこのクラスには親友の九条も共にいる、これは先ほどの説明で十分であるだろう。
学級委員には女子の中でも可愛いらしいと言われている子、名前は仮に佐久間さんとしよう。
次に風紀委員、彼は風紀について厳しく、良くも悪くも真面目である、名前は仮に風間としよう。
ふと、このまま紹介を続けても面白くないと気がついたので、他の人間についてはまた後で説明しようか。
では、いよいよ今の状況について説明したいと思う、非常とはこのことであろう。
私達2の3は現在監禁状態にある。
いや違う、なんとも説明に困る状況だ。
正確に言うのであれば閉じ込められている。
ここから逃げ出すにはどうしたら......
日記はここで途切れている。
「まったく...、何があったんですかね」
若い刑事が呟く。
「さあ、私も刑事を初めて長い年月が経ったがこんな事件は初めてだよ」
それにベテランであろう刑事が答えた。
「現場には様々な手段で殺害された死体が何体も、身元が確認できたものは全員高校生で同じクラスの者」
ベテラン刑事が状況を飲み込む為にも事件の概要を呟く。
「そして発見されたメモには先ほどの文章が」
応じるように若い刑事が言う。
「こんな卑劣な事件は初めてだ、それに謎も多い...」
ベテラン刑事は眉間にしわを寄せながら喋る。
「これから忙しくなりますね」
若い刑事が言うと二人は現場から去った。
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