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次の日、朝飯を食べ終わると俺の部屋に幹部を集め、昨日の出来事について話した後、総司があの女を俺の部屋に連れて来た。
沖「連れて来ました。」
そう言うと襖が開き、総司と女が入って来た。
女が座ると同時に俺は質問した。
土「まずお前はなんで昨日河原で倒れてた。」
女「河原…?」
土「そうだ。」
女「わからない…。気づいたらさっきいた部屋にいた。」
土「じゃあなんで血を流してた。」
そう言うと女は黙ったまま、俯いた。
土「チッ、じゃあお前はどこから来た。」
俺はこの女の態度、言い分にイライラし始めたからさっきよりも低い声で言った。
女「わかり、ません。」
女のこの発言に俺はもっとイライラしてものすごく低い声で言った。
土「あぁん?わからねぇだとぉ。てめぇのことなんだからてめぇが一番知ってんだろうがよ。」
そう言うと女は震え出した。
?「歳‼怖がっているじゃないか‼」
「大丈夫だ、俺は近藤勇。ここの局長をしている。そして君の目の前にいるのは副長の土方歳三だ。そして、」
土「近藤さん。なんでこいつに自己紹介してんだよ。」
近「だっダメなのか⁉」
土「そうじゃなくて、こいつに教えてやる必要がねぇんだよ。」
近「そっそうか。」
土「んじゃあ、てめぇ、名はなんと言う。」
そう言うと女はやっとまともに答えた。
女「私は、村松愛弓です。」
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