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ー2015年ー
「一緒に帰ろうぜ~」
雅が先に1人で帰ろうとしているわたるに言った。
「おう」
わたるは笑いながらいつもと同じ返事をする。
「待って~!!俺も一緒に帰る!」
健が先に歩いている2人の所に走って話しかけた。
「おせーぞ健」
「ごめん!先生に呼び出しくらってさ」
わたる、雅、健は唯一無二の親友だ。
「今日の晩飯何だろ?」
健が目をキラキラさせながら待ちきれないと言わんばかりに、お腹をグ~とならす。
「お前はどんだけ食いしん坊なのさ!」
わたるは笑いながら突っ込んだ。
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