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とりあえず空いている椅子に二人とも座った。
「おい、大丈夫かよ。」
「大丈夫なわけ無いでしょ？」
「どういう状況かわかっているわけ?」
「わかってるよ、俺とお前が入れ替わっちまったんだろ？」
「そうよ!私とアナタが入れ替わったの!!なんでそんなに平然といられるわけ？これから新しく高校生活が始まろうとしているのに…もう最悪!!戻らなかったらどうすんのよ!」
「俺だって元に戻りてぇよ…でも今どうこうしてもしょうがねぇだろ？とりあえずもうすぐHRも始まる、それが終わった後話そう。」
「わかったわ…」
周りにはもう生徒が何人か来ていた。
みんな新しい学校で緊張しているのか俺らのことにはかまわず各自ケータイをいじったり、読書をしたりとそちらに意識を集中させている。
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