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「いったーい、すみません。あなたは大丈夫ですか?」
と男の人の声が聞こえた。
あれ、今ぶつかったのって女の子じゃなかったけ?
オカマか!?オカマなのか?!
「いってぇ…そっちこそ大丈夫か?」
自分の出した声に驚いた。あれ?こんな声高かったっけ?
俺はゆっくり目を開けると俺の下に俺そっくりの顔があった。
俺の下敷きになってる俺も目を開けると2、3度まばたきをしたあと、困惑した顔で
「なんで私がいるの?」
お互い混乱してるのか転げ落ちたままの体勢で数十秒顔を見つめ合っていた。
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