第一章 賑やかなある日。

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「いや…あの…さ…いきなりもふもふするのは…ルレアが悪いよな…?」 必死に逃げようと言い訳をする…が 「ふふふ…何処からがいいかな…胸?いやアソコはもふもふし飽きたし…。あ……」 ──聞いてない…上の空だ。 しかも俺の尻尾を凝視している。 次は尻尾!?尻尾なのっ!? やっ…やべぇ…あられもない姿を見られてしまう… 全身から変な汗が吹き出る…。 すると間を裂くように料理が運ばれてきた。 「とっ…とにかく…食べよう?な!?」 話を逸らすために料理を勧める。 「そうね……食べようかな。」 ──よし!うまく逸らせ… 「後でお楽しみもあるし…ねぇ…?もふも…レ・イ・ス・君……?」 ダメだコイツ、頭の中に俺をもふもふすることしかない!!! そして俺は考えることをやめた。 「……ぅん…ソウダネ…」 もう諦めました。 ───飯が進まない……。 一方ルレアはあり得ない早さで食べている。 レイスはこの後の事を考えると、どんどん食べる気がしなくなってきた…。 「しっぽぉ…なんで尻尾なんだよぅ…。」
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