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「いや…あの…さ…いきなりもふもふするのは…ルレアが悪いよな…?」
必死に逃げようと言い訳をする…が
「ふふふ…何処からがいいかな…胸?いやアソコはもふもふし飽きたし…。あ……」
──聞いてない…上の空だ。
しかも俺の尻尾を凝視している。
次は尻尾!?尻尾なのっ!?
やっ…やべぇ…あられもない姿を見られてしまう…
全身から変な汗が吹き出る…。
すると間を裂くように料理が運ばれてきた。
「とっ…とにかく…食べよう?な!?」
話を逸らすために料理を勧める。
「そうね……食べようかな。」
──よし!うまく逸らせ…
「後でお楽しみもあるし…ねぇ…?もふも…レ・イ・ス・君……?」
ダメだコイツ、頭の中に俺をもふもふすることしかない!!!
そして俺は考えることをやめた。
「……ぅん…ソウダネ…」
もう諦めました。
───飯が進まない……。
一方ルレアはあり得ない早さで食べている。
レイスはこの後の事を考えると、どんどん食べる気がしなくなってきた…。
「しっぽぉ…なんで尻尾なんだよぅ…。」
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