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まずは、最初に日陰ヒカルの話をしますね。
彼女は、生まれた時から影が薄かった。お母さんやお父さんと一緒にいても、居なくても空気のように扱われる。
「私は……いても居なくても同じだ……」
どうして誰も気づいてくれないの? どん底に落ちたような気持ちが強くなっています。
「私は、死んだほうがまだマシだ……」
そして、ヒカルは自殺願望と葛藤の日々に追われる日々が続いたのです。
月日は経ち、中学生なったヒカルは教室に入ると、誰も気づいて貰えないのです。
「私なんて、気づいて貰えない」
それでも、日陰ヒカルは自殺願望との戦いをしているのです。
毎日、思うことがある。
「なんで、私なんか生きているのだろうか?」
学校の屋上へ向かい、独り言を呟きます。
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