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「あら、てゐじゃない」
永琳は自慢の胸を強調するように腕組みをして立っていた。
某パット長がよくやるポーズだ。
ちなみに胸の無い人がこのポーズをすると全く映えなかったりする。
「全くてゐったら廊下を走り回っちゃって…。若々しいわね♪」
「いいえ~、永琳様ほどでも(はあと」
『うふふふふ』
二人声を揃えて笑う。
見た目は少女だが、雰囲気がなんかおばさんくさい二人であった。
うどんげが気味悪そうに二人を見る。
うどんげ(なんかこの雰囲気嫌だな…)
「ね、鈴仙ちゃん、久しぶりに遊ぼうよ!
最近ずっと永琳様に付きっきりだったじゃない」
てゐが目を爛々と輝かせてうどんげにねだる。
よくもまあ、こんなに懐いたものだ。
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