第一章

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2014年・春 さぁっと少し強めの風をこの身にうける。 もう冬の寒さが消え、優しく柔らかい風は心地よかった。 いつもの朝、いつもの道、いつもの街………けれど違うものがある。それは人の【感情】だ。 街ではピリピリとした感情がこの身に突き刺さるようにさえ感じる なぜなら、〝戦争〟に向かって来ているから…… そんなピリピリと、殺気だっている街を抜け、その先にある学校に向かう
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