44人が本棚に入れています
本棚に追加
トシ「……今ので最後だな?」
トシは経った今、自分の『神機』によって斬り伏せた『オウガテイル』を見て辺りを見渡しながらそう呟いた。
シドウ「ああ……
思ったより早く終わったな。」
ソーマ「歯ごたえのねぇ……」
トシの言葉に答えるように、シドウとソーマが集まってきた。
そんな彼らの周りには地面に伏せ黒い霧となって霧散している大量の『オウガテイル』がいた。
コウタ「だー、俺全然倒せなかった!!」
そしてコウタもまた、離れた位置からこちらに向かって走ってきた。
シドウ「当たり前だろ。
お前だけ、旧型の銃形態じゃあ無理だろ。」
そう言ったシドウの言うとおり、この場に居る中コウタだけが銃の形をした『神機』であり残りの3人は刀身を持っていた。
だが、トシとシドウの『神機』だけは、刀身以外に小さく収納された銃口が見えていた。
トシ「……始めから分かって勝負に乗っただろ?」
シドウ「いやー、やっぱ剣と銃を使い分けれると便利だわ~」
コウタ「何かその言い方腹立つ!!」
最初のコメントを投稿しよう!