少年は只勇者であるが故に幕開けを知る

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今日の朝飯を何だろうかとソファーで考えていた所に二階から(今日ご飯をつくるはずの)ねぇちゃんが降りてきて言った。 「飯の後手合わせに付き合え。ああ、飯はお前が作ってくれ」  俺は断固反対の意思を見せたがねぇちゃんの前でそんなものは意味を持たないようだった。  そうして、俺は朝ごはんを作る羽目になった。
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