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「君は一体…」 「あたし?何に見える?」  少女は微笑んだ。  少年は、見たことも無い形の、大きな機械の前に立っていた。  その機械の中心に居るのは、一人の少女。背中からは無数のコードが伸び、機械と繋がっており、部屋全体に耳をふさぎたくなるようなモーターの音が充満していた。 「人間よ」
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