魔王と勇者の日常

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勇者は、のんびりと魔王だった少女の部屋でオンラインRPGをしていた。勇者は気分がよかった。 こんな広い家も手に入れて、彼女も手に入りその彼女は自分の言いなり。こんなにもうまくいくなんて思いもしなかった。我ながら素晴らしい人生ほかのはないだろう。 満足感に酔いしれていた時扉が開いた。 「・・・・・・おい、勇者。お前何私の部屋に入っていやがる。私の部屋だ。消えろ」 魔王だった少女は、自分の部屋でのんびりとしようとした矢先に、勇者が自分の部屋に入っているのに苛立ちを隠せず嫌そうな顔をしながら勇者に近づき 「なんで?マリアの部屋は俺の部屋。俺の部屋は俺の部屋だよ?今日の下着は、水色のシマシマなんて可愛らしいな」 魔王だった少女の名はどうやらマリアという名前らしく、勇者は微笑みながらゴ○ブリみたいな動きをしながら、マリアのスカートの中を見て声を出しながら下着の色を言い、図星だったらしくマリアはみるみるうちに顔を赤くしながら 「覗きこむなこの変態!そして、どこの暴君だ!」 踏みつぶそうとするが、勇者はゴキブ○並みのすばやさで避けて立ち上がりながら、マリアの肩を掴みマリアは急に掴まれたのと怒られるという恐怖にビクッと震えてしまい 「何を言うんだいマリア・・・・・・可愛いおんにゃのこがいたら下着を見るのが普通だぜ?それに俺の彼女だから許される」 見惚れするほどの笑顔とそれを台無しにするセリフを言い放つ勇者に、マリアは心の底から思った。なぜこんな奴に私は負けたんだと。そして、この変態を誰でもいいから追い出してほしいと 無理な願いをしても意味がないと知っていたが
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