「どしゃぶりのキス」

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彼女は黙ったまま講義室から立ち去った。 「チッ!なんで俺が待たなきゃいけないんだよ…」 俺はブツブツ言いながらも正門前で待つことにした。 彼女は週2回だけ茶道部というサークルに入っていて茶道の腕前はサークル内でも一番だった。そんな美人で腕前も抜群な彼女は俺にとって自慢の彼女だった。 サークルが終わるのは夜の8時…ケータイの時計を見ると夜の7時だった。
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