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そうこう思索をしているうちに自宅に戻った私は早速パソコンを起動させた。
メールが届いている。同僚であり友人でもあるサイムからだった。
≪例の御方が三日後に本国に戻ってくるので、その時は一緒にあってくれ。では≫
……もうサイムはマリー殿をかつぎ上げると決めているようだ。
となると私も腹をくくらねばなるまい。彼女の心中を察するに心が痛むが…
そう考えてから私はお茶を飲む用意をした。お茶菓子はノンカロリークッキーにしよう。
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