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「そうなるとスペルも複雑になってきちゃうなー」
親切そうな門番は困った顔で見つめてくる。
よしあともうひと押し( ´,_ゝ`)w
「パピーには内緒で会いたいんだ……(´・ω・`)」
親切そうな門番はミルクさんという
お と こ でしたw
甲冑のせいで顔は良く見えないが…、造作は整っているようだ……。
このせかいは俺の為にあるwwwww
「顔はわかるんだよねー?」
ミルクさんは俺のてをひきながら、城の中を案内してくれる。
探しているのはもちろんあのおじ様だが、ここに本当にいるかすらわかってないからなあ。
「うん」
見つかんなかったら何て言い訳しようかなあ……(´・ω・`)
ボキャブラリーの全くない俺からは豪華絢爛としかいいようのない装飾たちを眺めながら、ミルクさんはきらびやかで重厚な扉の前で立ち止まった。
取っ手の類いは見当たらないが、真ん中に金色に光るかっけーライオンの飾りがある。
ミルクさんはそれに何か話しかけると、扉はゆっくり開いた。
ははあ、つまりは自動じゃない自動ドアか(*´∀`)!わかったぞ!
ミルクさんに引かれるまま中に入ると扉は勝手に閉まった。
じ、自動ドアだっ( ゜Д゜)
中にはふかふかの真っ赤な絨毯が敷かれていて、それは道のように真っ直ぐ大きな椅子に繋がっていた。
椅子にはここにきてから一度も見たことがない、真っ黒な髪の男が座っている。
あれだ、あれ、玉座ってやつだろ?
「王様ー、子供拾ったんですけどー」
ミルクさんは俺を軽々と抱き上げ、黒い男の前にとんと下ろして立たせた。
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