演技する女と、それにいつも騙される男。

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ジリリ と鳴る目覚ましをあやふやしながら右手で止める。 そして起き上がり、まだ眠たい目を擦りながらベットから出て立ち上がり、背伸びをした。 「...うーーん!! はぁ。」 俺はまだ眠たい目の薄めでクローゼットに掛かってるとある制服を見た。 ...そうか、俺は今日から高校生なんだ。 そう思いながら制服に手を差し出す。 服、パジャマ...いや、寝巻きを脱いでブラウスを着てズボンを履き、ベルトし、まだ手慣れてないネクタイをし、ブレザーを着て最後に靴下を履き、部屋を出た。 ...バタン。
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