3 I like 毬藻

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「はいこれ」 晴伎君はすぐに帰ってきた。 「こ、これは……なんて大きなダンボール」 晴伎君が持って来たのは凄く大きいダンボール。なんかこの大きさのダンボール見るの懐かしぃ… 確か高校の制服送られてきたときこんな大きさのダンボールだったなぁ…この…俺がギリギリ入れるサイズのダンボール… 160cm舐めんなっ!!!! なっ!160くらいあるわ!!!(……多分) 「これ使えば一気にいくつも運べるだろ?」 「ありがとう晴伎君っ!」 感極まって晴伎君に抱き付く。 「あ、青樹…そろそろ離してくれないか…じゃないと今日中に終わらない」 「ごめんごめん晴伎君!ダンボールありがとう!ちゃちゃっと終わらせよ!」 焦って晴伎君から離れる。いけないいけない…早く片付けないと眠れない! …椎菜先輩に今日中に終わらせろって言われたからなぁ。やらなきゃ… 晴伎君は自分の部屋の方に行き、俺は人形をダンボールに詰める。 「…青樹終わった?」 「う、うん…一応」 うん、一応終わった。全部まとめた。ダンボールのせいでだいぶ楽そうなので本当に晴伎君に感謝 「じゃあ、行くか」 「はーい」
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