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「はいこれ」
晴伎君はすぐに帰ってきた。
「こ、これは……なんて大きなダンボール」
晴伎君が持って来たのは凄く大きいダンボール。なんかこの大きさのダンボール見るの懐かしぃ…
確か高校の制服送られてきたときこんな大きさのダンボールだったなぁ…この…俺がギリギリ入れるサイズのダンボール…
160cm舐めんなっ!!!!
なっ!160くらいあるわ!!!(……多分)
「これ使えば一気にいくつも運べるだろ?」
「ありがとう晴伎君っ!」
感極まって晴伎君に抱き付く。
「あ、青樹…そろそろ離してくれないか…じゃないと今日中に終わらない」
「ごめんごめん晴伎君!ダンボールありがとう!ちゃちゃっと終わらせよ!」
焦って晴伎君から離れる。いけないいけない…早く片付けないと眠れない!
…椎菜先輩に今日中に終わらせろって言われたからなぁ。やらなきゃ…
晴伎君は自分の部屋の方に行き、俺は人形をダンボールに詰める。
「…青樹終わった?」
「う、うん…一応」
うん、一応終わった。全部まとめた。ダンボールのせいでだいぶ楽そうなので本当に晴伎君に感謝
「じゃあ、行くか」
「はーい」
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