2693人が本棚に入れています
本棚に追加
「これで全部だ、青樹」
「会長様ありがとうございますっ」
本当に全部持ってきてくれた会長。ひぃぃありがたや…
「会長様のおかげでこんなに早く終わりました!で、今って何時かわかります?」
「今……もう20時だ」
「えっ早い」
意外と引っ越し時間かかったなぁ…もし会長が手伝ってくれなかったらもっと時間かかってたんだろうな…
ってもう8時!?
「わわっ!会長様早くこの部屋から出て!!早く!」
「お、おい、押すな青樹!」
わーんっ早く会長出てってよー!!じゃないと俺死んじゃうっっ
「一体何なんだ、青樹!」
「いや今ちょっと事情説明してる場合じゃないですごめんなさい!!あ、これ俺のメアドなんであとでメールください!そしたらそこで説明しますから!!」
「え、ああ、わかった…」
「じゃあ!はい!さようなら!!!」
そうして無理矢理会長を外に出す。今の騒動で晴伎君が部屋から出てくる
なんでもないよ、という顔をしながら俺は部屋に帰って残った荷物を片づけた。
1時間後に会長からメールが届いた
【一体何ださっきのは】
【本当にすみませんでしたっ!あのまま会長がここにいてあとで出て行く時、誰かに見られるとまずいんですよ俺が…ちょうど夕食が終わり帰ってくる生徒がもう少しで帰ってくる時間だったので!本当にすみませんでした、それと手伝ってくれてありがとうございました!感謝しています!】
最初のコメントを投稿しよう!