第一章/特務機関ネルフ解体

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翌日、シンジの通う学校。 委員長/碇君ちょっといい? シンジ/委員長、どうしたの? 委員長/あのちょっと教室じゃ聞きづらかったから。 シンジ/え? 委員長/ほら、彼女の事なんだけど? シンジ/ああ、アスカのことか。 まあ、あれから半年以上経ってるけど殆どかわらないよ。まあ、毎日面会してるから大体の事はわかってるけど、 委員長/そうなんだ。碇君にお願いがあるんだけど今日一緒に面会に行っちゃダメ? シンジ/一度ミサトさんに聞いてみないとわからないけど、面会にいったら君がショックを受けると思うけど? 委員長/それでも、いいの。彼女は私の友達なんだから。一度は行かなきゃいけないと思うの。 シンジ/わかったよ。ミサトさんに連絡するよ。 委員長/ごめんね無理言って。 そうしてシンジは携帯を取り出した。 シンジ/多分今は空いてる時間だと思うから。 携帯の電話帳からミサトの番号にかける。 シンジ/……… ミサト/はい、もしもし。 シンジ/あ、ミサトさん。 ミサト/シンジ君、どうしたの? シンジ/あのさ、今日も病院に行くんだけど、アスカの友達の洞木さんが一緒に行きたいって言ってるんだけど連れてっちゃダメかな? ミサト/ま、いいんじゃない?ショックを受けるかどうかは自己責任だけど。シンジ君に任せるわ。 シンジ/ありがとうミサトさん。 ミサト/ええ、じゃ夜に話は聞かせて貰うわね。 シンジ/うん、わかったよ。 そうして通話は終了した。 委員長/どうだった? シンジ/ショックを受けるかどうかは自己責任だけど、行って良いって。 委員長/ありがとう碇君。 じゃ放課後一緒に行きましょ。 シンジ/うん。わかった。
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