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『だっっから!、右耳が引っ張られて!!』
"右…耳…?"
『そうだよ…っ"! いだだだだだっ!』
"ボク耳なんて引っ張ってな…あっ!もしかして…?"
『いだだだだだっ!いてぇって!止めろよバカ!…あれ?何か声が聞こえるっていだだだだだ!』
"やっぱりそうか…!"
ウサギの姿が元に戻った
と同時に縄も消えて無くなった。
『縄が…っあれ?この声は・・・あっ!!。』
槝目は何かを思い出したような声をあげた
"カジメ君っ!"
『っなんだよ!いきなり名前呼ぶなよ!!キッ…ウサギ!』
槝目はウサギを睨み付けた
ウサギが人間に変体していたことなど気づいてもいなかった
"まだいかないで下さい!いっ…起きる前に質問に答えて下さい!"
ふわっ
槝目の体が宙に浮いた
『ハハッ、やっぱこれ俺の夢じゃん、お前に答えることなんて別にねぇな!っいだだだだだ』
"なっ…"
『だだだだっ…けどま、いいよウサギしつこすぎてまた夢に出てきそうだし(^^;)』
槝目の体はどんどん上へ上がって行く…
"…じゃあ、最後に聞きますよ?カジメ君、あなたの夢はなんですか?"
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