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そこからまあ下の名前を隠すことに成功した俺は、転校生をつれて理事長室に向かっている
の、間に少しだけ転校生の振り返りでもしましょうwww
永倉律(ながくら りつ)
王道転校生ですwwwでも背は俺より高くて腹が立つ
と、まあこんな感じwww
これ見て気に入るやつがどこにいるwww
少なくとも俺は気に入らねえなwww
と、一人で考えながら歩いていると、沈黙に耐えきれなかったのか、
「あ、あのさ!」
「笹山って好きなやつとかいるのか?」
「ブフォwww」
盛大に吹いてしまった
「おま、急になにいってんのwww」
やべえwwwこんな会話切り出すとは思ってなかったから腹いてぇwww
「いや、やっぱ下の名前を忘れるなんてことはないから、恋人みたいなひとに口止めされたんじゃないかって…」
おうふwww勘違いしておりますwwwそりゃあまあ口止めはあったってるけど汐は恋人でもなんでもないっすwww
「おまえの考えすぎだwww俺には好きな人も恋人もいないからwww」
たっく、どんな勘違いだよwwwまあ下の名前を忘れるなんてありえないのはそうなんだが…
「そ、そっか!いないんだな!おおお互い素敵な人見つけようぜ!」
ニコッとわらう転校生に俺は突っ込みたくなった
ここは男子校ですwww
ここで素敵な人見つけてどうするwww
いや、勝手に見つけてラブラブイチャイチャするのはいいが、俺は勘弁してくださいwww腐男子だがホモであるわけではない!普通に女の子がすきです!
「おまえな、相手見つけるのはいいけど俺は外しとけよ」
一応釘をさしておこう。さもないと、これから波乱しか呼ばない
「なんでだ?あ、やっぱり笹山、好きな人がいるんだろう!」
だからなんでそうなるのwww
もうめんどくせぇからそうしておこうwww
「あーはいはい、いますよいます。だーい好きな人が」
自分で言っててあれだが、かなり棒読みになってしまったwww
これはさすがに嘘ってバレ……、
「そうか…わかった!応援してるからな!」
……あっさり信じてもらえました
クソワロタwww
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