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「汐大丈夫か?」
「黒く~ん、大丈夫?」
あれから俺たちは夏樹に担がれたまま、空き教室のそばの廊下に座り込んだ
ていうか汐が気絶してるなうwww
「あー…久しぶりに症状が出たな…宿泊研修のつり橋以来だ」
「え、そんなに高かくて怖かった?」
ええ、そりゃあもうwww
自分の身長知ってるでしょ夏樹さん、あなた190センチもあるんだからなwww
その高さで担がれて走らされたら……
「こりゃあもう1限目無理か…?」
まあ自習っていってたし、サボるか
「夏樹、お前は英語でろ、そして俺と汐の出席分のプリントしろ」
「え~なにそれ面倒じゃん」
「汐がこうなったのはお前なんだから少しぐらい責任とりなさいっwww」
そういうと渋々返事をして、廊下を歩き、角の方へ消えた
さてと……、
「汐、いつまで気絶のフリしてんだ」
「あれ…バレてました?」
当たり前ですん、お前が俺のことを何でも知っていると同じで、俺だってお前のこと知ってますwww
「とりあえずどうする?ここにいても大丈夫な感じか?」
チャイムが鳴り、いまからいってもいいけどもうここまできて行く気にはならない
「ちょっと行きたいところがあるのでついてきてもらいますか?」
君これが目的だっただろwww
作戦勝ちですかwww
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