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「明日、転校生がくるみたいです」
やっと授業が終わり、机に伏せていた俺に話しかけてきたのは黒川汐(くろかわ しお)くん
同じクラス、そして寮のルームメートで、親友
そして生徒会の書記をしている
「なにそれ……いまさらどこの王道プラグ？」
これは俺、笹山巧李(ささやま こうり)
ここ、朔(ツキタチ)高等学校の二年生。顔はそこそこイケメン(自分でいうな)
運動もまあまあできる。ついこの間生徒会の副会長に選ばれた腐男子、腐男子です
ここ重要だから二回言いました
転校生ときいて伏せていた顔を上げ、目をぱちくりさせた
「先程、神谷会長から生徒会室にくるように言われたのでいきますよ」
「えー今日だるいからパ「死にたいんですか」
あーだるいだるい、だから生徒会なんて入りたくなかったんだよ！！
俺には似合わねーし！！副会長なんて！！
「今日、小野寺くんが休みなんですから笹山(ささやま)くんがいないと困るんです」
俺がいてもかわんねえだろが…
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