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汐に連れてこられたのは、我らが寮の部屋
「はやくもただいまですねwwwなんでどうしたww」
とりあえずソファーにダイブする。俺がここに帰ると決まってこうするから汐はなにも言わない
「特に何もないです、強いていうならちょっとした助言ですね」
「助言?」
「最近笹山くんのことを性的な目で見ている人が増えてるみたいです」
なにそれ初耳www
まじですかwww
「親衛隊の子達で対策を練っているようですが本人である君が注意しないと意味がないと思った僕の個別行動です」
汐くんイケメンーーー
というか、えwww親衛隊くんたちは気づいてるんだwwwしかも対策までしてるとか流石すぎて
「ん、まあ把握しといた。にしてもこのために倒れたフリまでしてくれたの汐?」
「そうですよ、僕の貴重な学習時間を削って」
そんな睨まなくてもwww
可愛いかおが台無しですよん
「とりあえず伝えましたからね。あー…それと、親衛隊のこにこれを渡しておくように言われたので……」
「ブフォwwwこれってあれですかwww紐を引っ張ると音が鳴るwww」
「……防犯ブザーです」
笑いが止まらない俺の代わりに汐が答える
なんで男子校のなかで防犯ブザーを持ち歩かなきゃならないwwwww俺の親衛隊はみんなオカンかwww
「絶対持たなきゃダメなの?www」
「僕があの子達に殺されてしまいます」
「大事に持っておくよ」
俺のエンジェルのために!
それから俺たちは寮を出て、2限目に間に合うようと目指した
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