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この非王道学園にやっと救いの兆しがでたと思ったのに、それをへし折るのはダメだ!!もったいない!!
こいつはこれからも俺の萌え要素に必要なんだ!!
「平沢くん、もういいよありがとう。」
そういって火花を散らしている平沢くんの頭を撫でる
「で、でも……」
一瞬嬉しそうな顔をしたが、すぐに本題に戻り、曇った顔つきをする
「この子、今日来たばかりの転校生だしルールとかなんにも知らねえんだわ、だから大目に見てくれねえ?」
我ながらカッコいいことを言ったとおもう。だがしかし忘れてはならない、転校生を守ったんじゃない……俺の萌えを守るためだ
「わかりました…巧李くんがそう言うのなら」
俺は平沢くんを教室に戻るように言った
こういうところは副会長っていう威厳があんのか?www
そうこうしていると、もう次の授業が迫ってきてる
「永倉さあ、しつこすぎるんだよ。そんなに友達になりたければもう少し大人しくしてほしいんだけど」
「笹山くん、……時間」
汐のいう通りだけど今言っとかないと、コイツは同じことの繰り返しをしそうだ
本当に俺の萌えのために頑張ってほしいんだ。別にお前のことが嫌いじゃないし
「とりあえずしつこくするなよ?」
と、念を押して次の授業に向かった
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