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そんな担任の授業(俺に対するイジメ)が終了。
あれから一度も当たらなかったが不満がありすぎて爆発しそうだ
それを同じクラスのモブたちは、
『やっぱ遊佐先生と笹山くんって出来てるんだよ…あんなに仲いいし』『そんなことない!!きっと汐さまとお付き合いしてるんだよ!!寮の部屋であんなことやこんなことを…』
とかいって妄想を語っている
うん、ありえない
どっちもぜっったいありえない
汐は未しもあんなエロ教師と……
これだから腐男子ってこわーい!
……あ、俺も腐男子だった
って考えていると後ろからグイッと服を引っ張られ、俺の首を腕で絡ませる
こんなことをするのは俺が知っている中で一人しかいない
「やめてくださいませんか、先生」
「大騎って呼ばないと離さん」
「離してくださいダイキサン」
思った通り、エロ教師の担任
「なんですか?あの授業のお詫びにジュースでも奢ってくれるんですか?」
「そうだな、俺からのキスでどうだ」
「ふざけるな」
そんなもの誰がいるか。エロ教師が。死ねよ
「1限のとき黒川とどこに行っていた」
「汐が倒れたからその付き添いで寮に戻っていました」
倒れたフリだが。
「そうか……俺はてっきりお前ら朝からヤって二人して寝ていたのかと」
凄まじい想像力おつwww
コイツ朝から頭おかしいのか
手遅れなのかwww
「想像力豊かだから国語ができるんですね。よく今まで主人公や作者の気持ちを理解したもんっすよー」
「誉め言葉はいいから、その気持ちを俺と食事を一緒にするということにしないか?」
なんでだよ
やっぱりこの人危ない…、何とかしないと…
って、こんな喋ってる暇なんてない……!食堂イベントが!
「じゃあエロ教師、俺はこれから汐たちと一緒に食堂に行かなくては」
「あ?なに言ってんだよ……七宮から聞いてないのか?4限が終わったら国語準備室に来るように、って」
…………忘れてたああああ!!!!!
てかもう話したからいいじゃんかーー!!
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