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……って、あれ?さっきなんか地雷が爆発したような……
【……巧李くんと夏樹くんと奏志くんと居たいので…】
!?
「汐おおおおおおおお!!なに名前で呼んでんのお前!!」
「ちょ、お前はなにをしているのだ…!!」
コイツっ…自分のがバレたから俺たちのまでバラしやがった!!
奏ちゃんまで慌てている
相当バレたくなかったんだな
まあ俺もなんだけど
「功李と奏志と夏樹か、よし!覚えたぞ!」
あーあ覚えちゃったよ
めんどくさ…
「…し…、?」
ん?
「さっき誰かなにか言った?」
「は?なにも聴こえなかったが…」
奏ちゃんと顔を見合わせる、すると汐が
「神谷くん?どうかしました?」
神谷の方を心配そうにみている
え、神谷がなにかいったのか?
汐さん耳いいな、すげー
すると神谷は俯いた顔を少しあげ、
「汐は…僕が嫌いか…?」
と、涙目だった
「ま、まじかよwwwwwwあの神谷がwww」
自分の名前がなかったからってwww
「ち、違いますよ神谷くん!!これは僕らだけ名前を知らされたのが嫌だったのでバラしに使っただけで…!」
本音がポロリしてます汐さん
「そうか…そうなのか…じゃあ僕が嫌いなわけではないんだな?」
てか会長ってこんなんだったの?まじ可愛すぎるんですが。
なに?王道にはないぞこんな会長。あるわけがない萌え会長か。
いつになったら非王道から抜け出してくれるんだ、この学校は
会長の言葉に汐は頷く
「……ていうかさ、俺は無視?汐たん、俺の名前はバラしにも使わないの?俺の名前呼んでくれないの?」
うるうるしているひっつき虫を見事にスルーして俺の腕を掴む汐
いや、俺に助けを求められても…ね、ひっつき虫にも色々…ってあれ?なんか俺汐に引っ張られて、、
「笹山くんジュース買いにいくのでついてきてください」
……このタイミングで?!
「ジュースじゃなくて水ならここにあるだろ汐!!」
ここで転校生が口ずさむとかwwおま、どんだけ怖いもの知らずなのwww
と、笑いを堪えれずプルプルと震えてしまう俺。
吹き出してないだけ褒めてほしい
「すみません、永倉くんはまだ皆さんとお話でもして親睦を深めてください、あと昼ごはん食べないと時間ないですよ………では笹山くん」
「へいへい」
本当は俺のお腹もやばいんだけどね汐さん!!
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