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そうだ!あやそう!!確か部屋にミケ汰ぬいぐるみがあったはずだ!!
すぐに部屋に戻って、ミケ汰(ただの三毛猫のぬいぐるみ)を、ショタ紺に近づけた。
「ふぇっ…ふぇぇん!」
駄目だ…こんな状態の紺に近づけても、ミケ汰の存在に気づかない。それならっ……!!!
「(裏声)ハーイ紺ちゃーん♪ミケ汰でちゅよー♪どうちて泣いてるのー?泣き止んでほちぃなぁー♪」
……どうだ!!恥を忍んで出した裏声と、赤ちゃん言葉!!
それに合わせてミケ汰を紺の顔の前でピョコピョコ動かすと……
「ふえっ…!……ん?………みけた?……みけたぁ………!」
ちょうだいするように両腕を伸ばしたからミケ汰を渡すと、その小さい腕でしっかりと抱き締めた。
ひとまずは、泣き止んだな…よしよし。
「紺ちゃん、いきなり泣いて…どうしたの?ビックリしたの?」
「……ん……グスッ」
頭を撫でてあげると、少し落ち着いた紺ちゃん。
涙のせいで長い睫毛が濡れている……。
朝起きたら突然自分が幼児化してたんだ、ビックリするのも無理はない。
「ところで紺ちゃん、今日は学校休みなさいね。ちょうど俺も仕事休みだから、今日は1日ずっと一緒にいようね♪」
「……ん。ましゃにぃと、いっしょに…いゆ」
そう言って、すりすり頬擦りされた。
クソッ!!可愛いwwwwww
2歳児の威力はハンパない///////
その滑舌の悪さも反則的ですwwwwww
「そうと決まれば、朝ごはんだ!……えーっと、紺ちゃんには………なに食べさせればいいんだろうな………」
「……ねこまんま……」
「ちょっと待ってねー。ググるからwww」
「ねこまんま」
「…うん、ちょっと待ってねー。」
「…グスッ…うっ、ねこまんまぁ…ふぇぇっ」
「ちょwww紺たまぁぁwww何で泣くのwww
はーい、よちよち♪」
「やぁっ!ねこまんまなのぉ!!…グスッ」
「どんだけ食べたいのwwwwww
あ!あったあった!薄味なら大丈夫だってさ!紺ちゃん、ねこまんま食べられるよー♪」
「ピタッ…ん。たべる……えへっ」
えへっ♪
可愛いいいいいい//////////
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