プロローグだろうか

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――カンナギ平原・第五防衛ライン前線。 「おー、速い速い」 戦場を駆けるその人は、自分と同じ【陣使い】という特異な存在だ。 【陣使い】というのは、オリジナルには威力は劣るが魔法陣を媒介に色んな魔法が使えるジョブ。 言ってしまえば、専門的に学んでいるであろう他のジョブの真似事か。 「頑張ってるね」 【陣使い】の動き方としては ・上級者 ・援護用の初級~中級者 ・護衛用の兵士 というスタイルが基本的な班となり、前衛を担う。
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