プロローグだろうか

5/10
前へ
/34ページ
次へ
その後ろには特殊な武器や道具を扱う【魔具使い】 人ではない生き物を使役する【召喚士】 魔法を操る【魔法士】等が続き、 後衛に負傷者の治療や回復を行う【治癒士】と高官達が揃う作戦本部が控えている。 そして今、自分が立っているのはまごう事なき前衛。 「前に居るお前、ふざけんな!」 「なんで座ってんの?」 …‥言い直そう。 転送用の魔法陣で家から持ってきた椅子に座っている。 「サボりじゃ無いよ」 【陣使い】について少し補足しておくと、上級者の中でも優劣は有る。 そして自分は優の位置に属する部類で間違いはないと言えるだろう。 「それならやる気を見せろ!」 そういう訳で班行動という面倒臭いことはせず、単独行動を公認されている自分は思うように動くことが出来る。
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加