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しかし一人考え続けていても仕方ない。
瞳はとりあえずその携帯端末に触れてみる。
今までずっと古い型の携帯電話を使用していたせいか、瞳はその端末の使い方は今一判らなかった。
しかしあちこち触っていると一つボタンのようなものに指が触れたのでそれを押して見る。
まず軽く一回だけ押してみたが反応がなかったので今度は少し強めに押し続けてみる。
黒い画面の真ん中に赤い文字が現れる。
『ウツクシクナリタイ？』
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