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『所得パーツ』
そう画面の上部真ん中に表示され、その下には大きなシルエット。
全身は青い線で人の形になぞられていて、その中で一点だけ顔の部分に眼のアイコンが装着されている。
瞳は数秒そのシルエットを眺めた後、その横に右矢印のマークが表示されている事に気が付いた。
人差し指で瞳は画面の矢印をタッチするが表示はかわらない。
ふと瞳は前誰かが画面を指でスライドさせていた事を思い出す。
記憶を頼りに瞳は画面の矢印に従い、人差し指で画面をスライドさせる。
すると見事に端末の画面が別の表示に切り替わる。
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