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そんな生活が何年も続き、泰子の母も唯でさえやせ細っていた身体が更にやつれ、見た目は最早実年齢よりふた回りぐらい年老いて見えるまでになり――
逆に泰子の身体は年を追うごとに巨大になっていた。
まるで母の栄養を吸い取っているようである。
そんな日々の中、泰子の暴れに漸く終止符が打たれる。
原因は母が買い与えたタブレット端末だ。
母は日々気を使い続ける事に疲れ果てていた。
雑誌を与えるのもびくびくし、テレビも月に何台も壊される。
そんな暮らしがうんざりであった。
泰子の興味を引き、それでいて暴れるような要因が少なくて済むもの――
その結果出した答えがソレだ。
インターネットにも繋がるようにし、出来るだけ余計なものは付けないようにして泰子に渡した。
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